|
作者: The Lion King
|
|
2010年 4月 19日(月曜日) 08:52 |
「今の若者たちは『一銭五厘』という言葉の意味するものを知らない」と、劇団四季を主宰する浅利慶太氏は嘆く。戦時下、動員のために、軍隊への出頭を命じた「召集令状(赤紙)」。その郵便料金が一銭五厘だった▼兵士は、心ない上官から「お前たちは一銭五厘の使い捨て」と侮辱された。兵隊の命は、わずかな金で集められるほど価値が低いのだ、と。氏は民衆を軽んじる、このような発想を痛烈に批判し、その思いを〝昭和の歴史三部作〟等の作品にぶつけた▼青春の多くを戦争の中で過ごした池田名誉会長もまた、出征する兄たち、それを見送った母の姿を通して、罪のない多くの民衆を犠牲にする戦争の愚かさを、国際社会に訴え続けてきた。その志は昨年9月の核廃絶提言、本年1月の「SGIの日」記念提言にも一貫している
▼12・13日(現地時間)、米ワシントンで初の核安全保障サミットが開催された。47カ国の首脳らは、4年以内の核物質の管理徹底を目指すことで合意した。多くの課題は残るものの、世界はSGI会長の提言が示す方向へ、着実な一歩を踏み出したのだ▼生命の尊厳を踏みにじる魔性とは断じて戦う――これが日蓮仏法の魂だ。日々、地域に社会に平和の哲学を広げたい。(行) 聖教新聞 2010-04-17 より |