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Home 名字の言 〝手抜き〟があれば、人材は育たない
〝手抜き〟があれば、人材は育たない 印刷 Eメール
作者: The Lion King   
2009年 11月 24日(火曜日) 07:48
1969年(昭和44年)11月、創価大学の設立審議会委員との懇談会で、創立者の池田会長(当時)は、参加者に〝あるもの〟を贈った。それは、大学の建設現場から出土した500万年前のものと推定される「埋もれ木」だった▼長い眠りから覚めた埋もれ木は、漆器などに生まれ変わる。職人の手で新たな命を吹き込まれ、再び深い気品を保ちながら、趣のある輝きを放つ ▼仙台市の埋もれ木細工職人と懇談したことがある。埋もれ木を使った作品は、刃物で削り、つや出しに漆を塗るが、その直前の「研ぎ」という磨き作業に作り手の腕が問われるらしい。人の目ならごまかせる程の磨き残しも、漆を塗れば、粗は歴然とわかってしまうという▼職人いわく、「手抜きを糊塗(こと)する技術を考慮した製造方法では、本物のもの作りの精神に磨きがかからない」。本物を作るうえで、寸分でもごまかしがあれば、「時」に耐えることはできない教育とは、いかなる人生の艱難辛苦があろうと、それに耐え抜き、勝ち抜く力を養うことであろう。そこに〝手抜き〟があれば、人材は育たない。一人として、不幸の闇に埋もれさせはしない――そうした創価教育の理念と実践に、今、世界の多くの識者が期待を寄せる。(城)
聖教新聞 2009-11-23 より
 

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