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作者: The Lion King
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2009年 11月 23日(月曜日) 08:55 |
「どんぐりの背比べ」と言えば、どれもこれも平凡で優れたものが見当たらないことのたとえ。しかし、その〝平凡〟な実に、個性的な知恵が秘められているらしい ▼栄養豊富でおいしいドングリは、野生の動物たちの大好物。子孫を残す大事なタネを食べられては、ドングリの親木も、さぞ困るだろうと思いきや、さにあらず。ある動物の習性をうまく利用することで、ドングリは発芽する機会を広げるのだ(鷲谷いづみ著『タネはどこからきたか?』山と渓谷社)
▼リスやネズミ、ホシガラスなどは、冬に備えて餌のドングリを土中に貯蔵する。ところが、彼らはそれを忘れてしまう。うまく埋めてもらったドングリは、首尾良く発芽するという寸法だ。絶妙な共生関係というほかない▼トゲや毒で武装する代わりに、ドングリは実の中に、おいしい栄養をいっぱい蓄える。そうすることで動物に好まれ、命を継いでいく▼人間も、外面ではなく、内面を豊かにすることによって、困難を乗り越えていく強さが生まれる。信心は心を豊かに飾る。池田名誉会長は「ありのままの自分のなかに、永遠の宮殿ができる」と。私たちが目指すのは、仏という「偉大な凡夫」。わが身を強く、美しく輝かせていく民衆運動である。(申) 聖教新聞 2009-11-17 より |